クライスラー米国新車販売、1年2か月ぶりの10万台超え…5月実績

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クライスラー・タウン&カントリー(グランドボイジャー)
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クライスラーグループは2日、5月の米国新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は10万4819台で、前年同月比は33%増。2か月連続のプラスを維持した。

画像:クライスラーの主力車

5月販売の結果をブランド別で見ると、「クライスラー」が前年同月比29%増の2万0699台、「ジープ」が6%増の2万2948台、「ダッジ」が48%増の6万1172台だ。

クライスラーブランドでは、ミニバンの『タウン&カントリー』(日本名:『グランドボイジャー』)が、前年同月比68%増の1万3395台をセールス。クライスラーブランドの増加に貢献した。セダン&コンバーチブルの『セブリング』は、42%増の2798台を売り上げた。

ジープブランドでは、『ラングラー』が前年同月比4%増の9634台をセールス。『パトリオット』が30%増の3040台、『コンパス』が154%増の2373台と、販売実績を伸ばした。

ダッジブランドでは、ミニバンの『キャラバン』が前年同月比66%増の9393台を販売。『チャージャー』が136%増の9625台、『アベンジャー』が152%増の6332台、『キャリバー』が150%増の7481台となるなど、好調だった。大型ピックアップトラックの『ラム』も、11%増の1万7298台と支持されている。

クライスラーグループのフレッド・ディアス販売担当役員は、「月販台数が10万台を超えたのは、2009年3月以来」と、今後の回復基調に期待を寄せている。

《森脇稔》

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