光岡、オロチ の中国での反響に驚く…様子見のつもりが

自動車 ビジネス 海外マーケット
光岡 オロチ 20台限定の特別仕様車
光岡 オロチ 20台限定の特別仕様車 全 12 枚 拡大写真

北京モーターショーで、ランボルギーニやフェラーリなど高級スポーツカーが並ぶなか、光岡自動車はブースを構え『オロチ』を展示した。光岡自動車の河村賢整副社長は中国での反響の大きさに驚きを隠せないようだ。

写真12点:オロチの特別仕様車、北京モーターショー含む

河村氏は「今回、まずは様子をみようということで出展しましたが、オロチは既に3台の予約を受けています。中国のモーターショーは商談会としての役割もありまして、正式な受注体制をとって参加すればもう少し顧客を確保することもでき惜しい気持ちもありますが、まずは北京にショールームを用意して着実に中国で展開する準備を進めていきたいと思います」とコメント。

中国市場に関しては、北京にショールームを構えたあと、広東、上海モーターショーへの参加を皮切りに商圏を広げていき、オロチに関しては、年25台から50台を上限に販売していく考えだ。

同社における中国の市場規模に関して、河村氏は、アジア地区の販売台数1100台のうち、日本は500台、中国は200台となるイタリアの高級スポーツカーの販売台数をあげて説明、5:2のバランスで推移するのではとの見解を示した。

オロチを購入しようとするユーザー層においては、ベンツやBMWなどの高級車をすでに持っているが「もっと変わったクルマに乗りたい」という、これまでの日本市場で見られる構図と変わらないとしている。

河村氏は「希少性に重点を置き、きちんとしたお店を構えれば(光岡自動車は)中国市場でも受け入れられる」とこれまで日本市場で培った販売ノウハウで対応できると語り、ただし、中国市場においては「急激な拡販はおこなわない」とした。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る