【プジョー 3008 日本発表】いいとこ取りのクルマ

自動車 ニューモデル 新型車
3008
3008 全 6 枚 拡大写真

1日より日本でも販売が開始されたプジョー初のクロスオーバービークル『3008』。プジョー・シトロエン・ジャポン、マーケティング部商品企画グループマネージャー、関博幸さんは、「ひとつのカテゴリーに限定されない、多様なメリットを持ったクルマです」という。

具体的には、「SUV的要素として、スタイリング、趣味性、多用途性があること。次にモノスペース的要素として、ゆとりの室内空間と、豊富な装備類が挙げられること。最後にハッチバックやセダンと同じ要素として、ドライビングプレジャーと、質感の高い内装が挙げられます」と話す。つまり、「それぞれの良いところをひとつに凝縮したのがこの3008なのです」。

また、デザインを担当した、PSAプジョーシトロエン、スタイルプジョーのクリスチャン・グディマ氏は、「ファミリーカーのようなスペース空間だがスポーティ、でもオフローダーのようなイメージ、そのうえマルチパーパス性も兼ねている、というのを目標にデザインしました」と、最初から複数の車種の要素を組み合わせることが想定されていたのだと話す。「そして一番大事なのは新しいライフスタイルを提供するということなのです」。

同じくデザインを担当したトマ・フルニエ氏は「運転を楽しんでもらいたい。もちろん家族みんなで楽しんでもらいたいが、ドライバーそのものにも喜びを与えるようなクルマでありたいという思いでデザインしました」という。具体的には、「サーフィンに行ったりゴルフに行ったり家族と出かけたり、同乗者はその行程全部をエンジョイしてもらいたい。そしてドライバーには、スポーティなドライビングフィールも味わってもらいたい」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る