三菱ふそうトラック・バスは、ポスト新長期規制に適合した大型観光バス『エアロクィーン』と『エアロエース』を9月1日から発売すると発表した。販売計画は両モデル合計で年間700台。
エアロクィーン、エアロエースは、今年4月に発売した新型『スーパーグレート』に搭載した大型エンジン「6R10」とDPFと尿素SCRで構成する「BlueTecシステム」を採用することで、有害物質であるPMとNOxを大幅に低減し、ポスト新長期排出ガス規制に適合した。
加えて、2015年度重量車燃費基準に全車が適合するとともに、1リッター4.50kmと、基準値を10%上回るクラストップレベルの燃費を達成した。
さらに2007年からオプション設定している独自の安全技術MDAS-III(運転注意力モニター)を標準装備するなど、安全機能も強化した。
サービスボックスの容量を拡大して乗客の使い勝手の向上を図った。を高めましたり、サービスボックスと運転席仕切りの下部形状を見直し、客席最前列の足元空間を従来モデルよりも約100mm拡大した。
価格はLKG-MS96VP(Q)のスーパーハイデッカ―56人乗りエアロクィーンが4431万円。
三菱ふそうは、他社に先駆けてポスト新長期規制適合モデルを相次いで投入しており、環境に配慮するブランドであることをアピールして販売を促進する。