【ヨコハマ BluEarth 発表】“DNA”から引き継いだエコ性能とグリップ力のバランス

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BluEarth AE-01
BluEarth AE-01 全 8 枚 拡大写真

8日、横浜ゴムは新しい環境タイヤ「BluEarth AE-01」の発表・試乗会を開催した。発表会には、同社 代表取締役社長 南雲忠信氏自らがプレゼンを行うなど力の入ったものとなった。

[写真8点]

南雲氏は、「環境性能のさらなる向上だけでなく、人や社会に優しい」がBluEarthに始まる新しいタイヤづくりのコンセプトであると述べる。このBluEarthコンセプトは、国内だけでなくグローバルに展開していくものという。

BluEarthは世界展開に先立ち、国内市場に投入される。その背景について、PC・LT製品企画部 部長 挟間浩久氏は次のように説明する。

「当社は1996年からエコタイヤの開発に取り組んでおり、1998年には国内初となる環境性能タイヤ『ECOタイヤ DNA』を市場に投入している。DNAのプロジェクトでは、地球温暖化対策、環境への貢献ということでCO2削減をひとつのテーマとして取り組んだ。その理由は、タイヤのライフサイクルにおけるCO2の排出量を調べたところ、走行中の排出量が格段に大きいことにあったためだ」

「したがってCO2削減のためには、燃費向上が必須。そのためには、タイヤのころがり抵抗を低減させることが鍵になる。これが1998年のECOタイヤ DNAの開発につながった」(挟間氏)

さらに、DNAの登場以降、市場のニーズは大きく変化した。過去10年のユーザーがタイヤに求める性能順位のアンケート結果でも、2000年は燃費性能は8位だったが、年々順位が上がり、2009年には1位に。同時に、ブレーキ性能やウェット性能など、安全に関わる性能、乗り心地など居住性に関わる性能については、過去6年でも上位3位以内に入るなど、基本性能に対する要求には変化があまりないという。

これが「BluEarth」の開発コンセプトでもあるそうだ。つまり、燃費向上を実現しながら、ウェット性能や乗り心地などを極力犠牲にしないタイヤということだ。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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