フェラーリ 599 にオープンモデル設定 会長が宣言

自動車 ニューモデル 新型車
599GTBフィオラノ(日本名:599)
599GTBフィオラノ(日本名:599) 全 5 枚 拡大写真

フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は9日、英国ロンドンで開催されたプレス向けイベントにおいて、「『599GTBフィオラノ』(日本名:『599』)にオープン仕様を設定する」と明言した。

599GTBフィオラノは、2006年3月のジュネーブモーターショーでデビュー。6.0リットルV12(620ps、62kgm)をフロントに積むフェラーリのフラッグシップで、0 - 100km/h加速3.7秒、最高速330km/hとフェラーリの頂点にふさわしい性能を誇る。日本での価格は3560万円だ。

この599のオープン仕様は、極めて少数の顧客のために、限定生産されるモデルとなるようだ。ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、「間もなく我々は、12気筒エンジン搭載のオープンモデルに対するニーズに応えます。このモデルはモーターショーでの発表は計画しておらず、顧客向けの内覧会で披露する予定です」と語った。

フェラーリが最後に12気筒オープンを発売したのは、2005年。『575Mマラネロ』をベースに、電動ガラスルーフを採用した『スーパーアメリカ』を、世界限定599台でリリースしている。日本には20台が正規輸入され、価格は3024万円からだった。

このスーパーアメリカには、ガラスルーフが180度回転して、トランクに収納されるメカニズムを導入。果たして、599のオープンバージョンは、どのような形で姿を現すのだろうか。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. MOTULエンジンオイル使用チーム、「鈴鹿8耐」で1-2-3フィニッシュ達成
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る