[動画]トヨタ シエナ がリコール問題の救世主?

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シエナのPR映像「SWAGGER WAGON」(画像は動画キャプチャー)
シエナのPR映像「SWAGGER WAGON」(画像は動画キャプチャー) 全 6 枚 拡大写真

トヨタが北米で販売している大型ミニバン、『シエナ』。そのCMが今、米国で大人気となっている。

シエナは、『カムリ』のプラットフォームを使って開発されたFFミニバン。3代目は2009年11月、ロサンゼルスモーターショーでデビューした。ボディサイズは、全長5085×全幅1986×全高1750mm、ホイールベース3030mm。日本向けの『アルファード』(全長4850×全幅 1830×全高1890mm、ホイールベース2950mm)よりも、ひと回り大きい。

新型は、室内長を先代比で50mm以上拡大したおかげで、さらにゆとりが向上。エンジンは3.5リットルV6(266ps)と2.7リットル直4(187ps)の2ユニット。米国現地価格は、2万4260ドル(約220万円)からだ。

米国トヨタ販売は今年2月、新型シエナのCMに、夫婦に幼い子どもの家族4人で構成された「シエナ・ファミリー」を起用。最新CMのタイトルは、『SWAGGER WAGON』で、夫婦がラップミュージックを歌うCMが大人気となっているのだ。

米国のメディアの調べによると、このCMは6月最初の1週間で、米国の約520万人が視聴。自動車メーカーのCMとしては、2位のフォード『フィエスタ』に8倍以上の差をつけて、ダントツで視聴率ナンバーワンに君臨した。

また、このCMは5月2日、動画共有サイトの「YouTube」で公開。6月10日現在の閲覧回数は、332万に迫る勢いだ。

『SWAGGER WAGON』は、同タイトルのCDも発売される人気ぶり。一連のリコール問題で米国での信用を低下させたトヨタにとって、思わぬ「救世主」となったCMは、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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