本四高速の3月期単独決算…台数20%増でも収入27%減

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本州四国連絡高速道路が発表した2010年3月期の単独決算は、営業収益が前年同期比23.4%減の612億円となった。

本四道路の通行台数はETC休日割引制度の効果などから同20.6%増の3700万台と大幅に増加した。しかし、料金割引制度の影響で料金収入は同27.2%減と大幅な減少となった。3月のETC利用率は前年同月と比べて8.6ポイントアップして89.0%となった。

日本高速道路保有・債務返済機構に対する道路資産賃借料は358億円。料金収入、機構へ引き渡した資産の売上である道路資産完成高などの営業収益591億円に対し、道路資産賃借料、道路資産完成原価、道路の管理費用の営業費用が587億円となったことなどから営業利益は同71.4%減の4億円となった。

経常利益は同67.1%減の5億円、最終利益が同60.4%減の3億円だった。

《レスポンス編集部》

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