父親を故意にはねた男、殺人などの容疑で指名手配

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10日、札幌市北区内の市道で、歩道に立っていた男女2人に対し軽乗用車が突っ込む事件が起きた。この事故で2人は死傷。クルマは故意に突っ込んだとみられ、警察は逃走した38歳の男を指名手配している。負傷した男性は「息子にやられた」などと話しているという。

北海道警・札幌北署によると、事件が起きたのは10日の午前1時15分ごろ。札幌市北区北19条西3丁目付近にあるマンション前の歩道で、このマンションに住む60歳の男性と、知人の59歳女性が立ち話をしていたところ、市道を進行してきた軽乗用車が歩道に乗り上げ、そのまま女性に衝突。一旦停止した後にバックし、男性をはねた。

2人は近くの病院に収容されたが、女性は腹部強打が原因でまもなく死亡。男性も腰の骨などを折る重傷を負った。

軽乗用車を運転していた男は事故を起こしたクルマをその場に乗り捨て、近くに止めてあった死亡した女性のクルマを奪って逃走。負傷した男性は「息子にやられた」などと話していたことから、警察は男性の長男にあたる38歳の男が2人を死傷させる目的で故意に事故を起こしたと判断。殺人や殺人未遂容疑で指名手配している。

重傷を負った男性と逃走中の男は、現場となったマンションに同居していたが、普段から口論が絶えず、事件直前の9日深夜にも口論に至っていたという。

《石田真一》

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