VW クロスポロ 新型、欧州で発売…日本では今夏

自動車 ニューモデル 新型車
クロスポロ(欧州仕様)
クロスポロ(欧州仕様) 全 7 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは14日、欧州において新型『クロスポロ』の販売を開始した。日本への導入は、今夏だ。

クロスポロは5ドアハッチバックの『ポロ』をベースに、車高を15mmアップ。クロスオーバー車のようなルックスを持たせたのが特徴だ。先代クロスポロは2006年2月に登場。日本にも導入され、好評を博している。

外観は、フォグランプや大型エアインテークを内蔵した専用バンパーが、力強い雰囲気を強調。ブラックのホイールアーチエクステンションやシルバーのルーフレールも、クロスポロの専用装備だ。バンパー下部は、ライトシルバー仕上げ。215/40R17サイズの大径タイヤが、足元のたくましさを演出する。

欧州仕様のエンジンは、ガソリン3、ディーゼル3の合計6ユニット。ガソリンは1.2リットル直列4気筒(70ps)、1.4リットル直列4気筒(85ps)、直噴 1.2リットル直列4気筒ターボ「TSI」(105ps)が選べる。

トランスミッションは6速MTが基本で、7速DSGは一部グレードにオプション。1.2TSIは、0~100km/h加速9.9秒、最高速188km/h、欧州複合モード燃費18.18km/リットル、CO2排出量128g/kmと、バランスの取れた性能をマークする。

ディーゼルは、直噴1.6リットル直列4気筒ターボ「TDI」で、最大出力は75ps、90ps、105psの3仕様を設定。欧州複合モード燃費は 23.25km/リットル、CO2排出量は113g/kmとクラストップレベルの環境性能だ。ガソリン、ディーゼルともに全エンジンが、ユーロ5の排出ガス基準をクリアしている。

内装はボディカラーに応じて、4種類のトリムを用意。前席はスポーツシートとなり、レザーステアリングホイールやアームレスト、マルチファンクションディスプレイなどを標準装備する。後席は60対40の分割可倒式。後席を倒せば、荷室容量は280リットル(VDA計測法)から、952リットルへ拡大する。床下収納は高さが2段階で調整できるなど、機能性は高い。

フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンのゲラシモス・ドリザス社長は今年5月、「新型クロスポロを今夏、日本市場へ導入する」と宣言。日本仕様は、1.2リットル直列4気筒ターボ「TSI」+7速DSGと予想される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産が新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州発表…EVも設定
  2. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  3. 高速道路料金も「変動制」導入、来年度から全国的に順次拡大[新聞ウォッチ]
  4. メルセデスベンツ『CLE カブリオレ』に「AMG 53」、電動ターボで449馬力
  5. BMWモトラッド、「自動シフトアシスタント」発表
  6. [VW ゴルフ 50周年]重量増加スパイラルに逆行した第7世代
  7. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー・国産ブランド…小型・薄型モデルのトレンドを分析!
  8. マフラー選びの決め手、『合法性と性能の両立』が求められる~カスタムHOW TO~
  9. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
  10. V8自然吸気エンジンが絶滅危機に:最後の機会を逃すな!
ランキングをもっと見る