三洋電機、HIT太陽電池モジュールの生産能力を増強

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三洋電機は15日、二色の浜工場(大阪府貝塚市)、滋賀事業所(滋賀県大津市)のHIT太陽電池モジュールの生産能力を増強すると発表した。

環境問題が大きな社会問題化する中で、太陽光発電システムの需要は好調に推移しており、今後も市場の成長が見込まれている。

同社の二色の浜工場の生産能力は現在35MWだが、タクトアップと出力の向上により40MWに増強する。また、滋賀工場の生産能力は現在100MWで、2010年度末に向けて100MWの増強を進めてきたが、設備装置の増設によりさらに50MWを追加増強、生産能力を250MWに引き上げる。

同社はHIT太陽電池セルの生産能力を2010年度末に現状の340MWの2倍近い600MW規模に引き上げる計画で、二色の浜工場、島根三洋電機で太陽電池セルの増産設備を導入中。今後も太陽電池システムの需要増が見込まれる日本、欧州、北米で生産体制を強化する。

《レスポンス編集部》

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