旭硝子、LED照明用ガラスセラミックス基板を開発

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旭硝子による分析と予想
旭硝子による分析と予想 全 1 枚 拡大写真

旭硝子は、LED照明を高輝度化して用途の拡大に貢献するLED照明の新しいガラスセラミックス基板を開発、7月から販売開始する。

ガラスセラミックス基板は、同社のガラス技術とセラミックス技術を融合することで開発した。高反射率により既存のLEDに使用されているアルミナ基板と比べて輝度が約20~30%向上するほか、高い放熱設計構造により基板自体の放熱性がアルミナ基板を上回り、長期使用でも反射率の低下を防げる。優れた成型性により小型で複雑なキャビティー構造も可能だ。

ガラスを使った基板を使用することで3Dテレビや車載用照明など、高出力化が要求される照明分野でのLEDの用途の拡大に貢献する。

同社はこのガラスセラミックス基板を台湾に新たに建設した工場で量産する。2020年には1000億円規模の売上げを目指す

《レスポンス編集部》

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