フォルクスワーゲンは15日、新型『ジェッタ』を発表した。動画共有サイトでは、新型のPR映像が公開されている。
新型ジェッタは、北米市場をメインターゲットに開発。ボディサイズは、全長4640×全幅1780×全高1450mm。現行型よりも、全長は90mm、ホイールベースは70mm延ばされた。『ゴルフ』とのボディの共用パーツがなくなったのも、新型の特徴だ。
ボディの大型化により、室内のゆとりが向上。クオリティも大幅アップしており、上下で色使いを変えたツートン仕上げのダッシュボードや、新デザインのステアリングホイールが採用された。
北米仕様のエンジンは、ガソリン3、ディーゼル1の全4種類。中でも現行型で人気のディーゼルは、新開発の2.0リットル直列4気筒ターボ「TDI」(140ps)となり、米国EPA(環境保護局)予想燃費は、14.5km/リットルと優秀だ。
新型ジェッタは、米国では2011年モデルとして、年内に発売。ベース価格は1万5995ドル(約145万円)からと、コストパフォーマンスは高い。大きくクオリティを引き上げた新型を紹介したPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。