パトカーに追われたクルマ、踏切進入で列車に衝突

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16日午後10時45分ごろ、愛知県豊川市内にある名鉄名古屋本線の踏切で、直前までパトカーの追跡を受けていた乗用車が遮断機の下りた踏切に進入。通過中の上り急行列車と衝突する事故が起きた。警察はクルマを運転していた35歳の男を逮捕している。

愛知県警・豊川署によると、午後10時35分ごろ。豊川市内の国道1号を同署員がパトカーでパトロールしていたところ、前方にいた2台の乗用車が急発進し、速度を上げて逃走した。

パトカーはただちに追跡を開始。先行する1台目のクルマは猛スピードで逃走したが、2台目のクルマはこのクルマを逃がす時間を与えるとともに、パトカーをブロックするように低速で走り続けた。

1台目のクルマは約2kmに渡って逃走したが、豊川市赤坂町松本(N34.51.19.7/E137.18.53.0)付近にある名鉄名古屋本線の踏切へ遮断機を押し出しながら強引に進入。直後に進行してきた上り急行列車(名鉄岐阜発/伊奈行き、6両編成)の側面部に突っ込んだ。

クルマは衝突によって大破。運転していた田原市内に在住する35歳の男が軽傷を負った。列車の乗客乗員にケガはなかった。

男が運転していたクルマは今年3月に静岡県内で盗まれたものと判明。クルマの後部には盗難で入手したとみられる別のクルマのナンバープレートが3枚重ねられた状態で装着されていた。警察はこの男を道路運送車両法違反(ナンバー不正使用)の現行犯で逮捕。盗難についても追及する方針だ。

《石田真一》

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