21日、日産自動車は8月に発売予定のミニバン、新型『エルグランド』の情報をウェブサイト上で公開。サイトにはエルグランド開発者のコメントが映像で寄せられている。
エルグランドの開発者、開発本部チーフビークルエンジニア金子晃氏のコメントによると、今回のモデルチェンジでは、これまでのFR(後輪駆動)方式からFF(前輪駆動)への変更がポイントとなる。
新型モデルでは、セダン系で採用している大型FFプラットフォームを採用、パワーユニットは3.5リットルV6エンジンにトランスミッションはCVTが組み合わされる。また、直4エンジンもあり、V6と直4モデルそれぞれに2WDと4WDが用意される。
FF化することにより、大幅な燃費の向上とフロアの低床化による大きな居住空間の確保が可能になったという。
FRであることにこだわりを持つユーザーもいるようだが3代目はFFを選択、エモーショナルなものに生まれ変わったボディデザインと合わせ、ライバル車種となる『アルファード』&『ヴェルファイア』に迎え撃つ。