エンジン騒音を注意した男性、殴打され死亡

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20日午前0時35分ごろ、東京都江東区内の区道で、路上駐車していたトラックの騒音を巡って運転手と近隣住人の男性がトラブルとなり、男性が殴打されて死亡する事件が起きた。警察はトラックを運転していた23歳の男を傷害致死容疑で逮捕している。

警視庁・東京湾岸署によると、江東区東雲2丁目付近の区道で、エンジンを掛けたままの状態で路上駐車していたトラックを運転していた若い男に対し、近くに住む61歳の男性が「うるさい」と注意したところ、男が激怒。激しい口論となった。

男は男性を殴打するとともに、路上に倒れこんだ男性に対し、近くにあった立て看板や自転車を投げつけた。騒ぎに気づいた通行人が警察に通報したが、男はトラックに乗り込んで逃走。男性は病院に収容されたものの、頭部強打などが原因でまもなく死亡した。

警察では傷害事件として捜査を開始したが、約30分後に現場へ戻ってきたトラックを運転していた男から事情を聞いたところ、男性を殴ったことをほのめかしたため、警察への任意同行を求め、その後に傷害致死容疑で逮捕している。

逮捕されたのは埼玉県三芳町内に在住する…と自称している23歳の男。任意聴取の段階では暴行したことを認めていたが、逮捕後の聴取では「自分はやっていない。冗談じゃない」などと供述し、容疑を否認しているという。

《石田真一》

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