フェラーリCEO「これから毎年、新型車出す」

自動車 ニューモデル 新型車
458イタリア
458イタリア 全 4 枚 拡大写真

フェラーリの新しい新車開発プログラムの内容が判明した。それは1年に1車種以上は新型車が発表されるという、フェラーリとしては前例のない積極的なものだ。

これは、フェラーリのアメデオ・フェリーサCEOが、米国メディアのインタビューの中で、明らかにしたもの。同CEOは、従来統一されていなかったモデルライフを、主要4車種が8年サイクルで行っていく新しい新車開発プログラムについて語った。

フェリーサCEOによると、この8年サイクルは、現行の『カリフォルニア』と『458イタリア』、次期『599GTBフィオラノ』(日本名:『599』)と次期『612スカリエッティ』の主力4車種に適用。デビューから4年が経過すると、大幅な改良を受けた「M」(モディフィケート)仕様が登場し、さらに4年後、完全な新型に切り替わるという内容だ。

主力4車種は、それぞれが1年遅れで、この8年サイクルを導入。他にも派生モデルや『エンツォ』のような記念車が発表されるから、毎年、何らかの新しいフェラーリが、1モデル以上はデビューするという仕組みである。

すでにフェラーリが公表している新車投入計画によると、2011年は458イタリアのオープン版、『458イタリアスパイダー』と612スカリエッティの後継車が登場。2012年には599の後継車と『エンツォ・スペシャルシリーズ』、2013年は458イタリアの軽量バージョン、『458スクーデリア』とカリフォルニアの大幅マイナーチェンジ版、『カリフォルニアM』がデビューすることが決定している。

《森脇稔》

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