中国でボルボ拡販の野望…年間15万台へ

自動車 ビジネス 企業動向
S60
S60 全 5 枚 拡大写真
今年3月、スウェーデンのボルボを傘下に収めた中国の吉利汽車(ジーリー)。その吉利が、ボルボの中国セールスを年間15万台へ引き上げ、世界最大のボルボ販売市場にする構想を描いているという。

これは25日、中国のメディアが報じたもの。報道によると、吉利は2015年までに、ボルボの中国での年間販売台数を15万台へ引き上げ、現在ボルボにとって世界第4番目の市場の中国を、ナンバーワンにする計画とのことだ。

そのために、吉利は積極的なニューモデル投入に打って出る。年内には『XC60』を中国へ導入。さらに欧米で発表されたばかりの新型『S60』を、2011年にはリリースする方針だ。現在販売中の『S40』と『S80』に追加する形で、ラインナップの強化が図られる。

ボルボの今年1〜5月中国販売は、前年同期比108%増と伸びているとはいえ、年間15万台という数字は野心的なもの。果たして吉利は2015年、この目標を達成できるだろうか。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る