デンソーは、高い専門性や実績を持ち、事業拡大に貢献することが期待でき、後進の目標となる人材を認定する「認定プロフェッショナル」制度を7月1日から導入した。
ドイツのマイスター制度のように「高度な専門性を持つ人材は企業の競争力の源泉」という考え方に基づき、社員の専門性、実績の高さなどを目に見える形で処遇する仕組みを導入する。これによって社員のモチベーション向上や専門性の強化、技術の伝承を図る。
認定対象は課長格以上。極めて高い専門性を持ち、該当する分野で高い実績を継続的にあげていることや、専門性に基づく具体的ビジョンを描き、実行していること、専門性を積極的に後進へ伝承していることなどが条件。
初代の認定プロフェッショナルとして8人が認定された。