東芝、三菱EV向けリチウムイオン電池を供給へ 2011年量産

エコカー EV
SCiB電池セルイメージ
SCiB電池セルイメージ 全 2 枚 拡大写真

東芝は2日、三菱自動車の電気自動車(EV)向けに「SCiB」を採用したリチウムイオン電池システムを供給すると発表した。

三菱の電気自動車i-MiEV

三菱は、EV『i-MiEV』に搭載しているリチウムイオン電池をGSユアサコーポレーションから調達しているが、調達先を複数にすることでコストダウンを図るものとみられる。

東芝は、三菱と電池システムを共同開発している。独自のSCiBセルを組み合わせた電池モジュールで、SCiBの長寿命性能により、利用に伴う航続距離の変化を抑え、電池の耐久性の向上が図れる。また、SCiBのEV向けセルは、独自の負極材の採用で、高い安全性と急速充電にも対応する。

東芝はSCiB事業を成長性の高い新規事業と位置づけており、リチウムイオン電池の開発ではVWとも共同開発している。2011年からリチウムイオン電池を生産するために建設している新潟県柏崎市の量産工場では、電気自動車などの電動車両用途向けや、スマートグリッドなどで利用される電力貯蔵向け電池の量産を計画している。今後、電気自動車への搭載に向けた開発を加速し、事業領域の拡大を図る方針だ。

《レスポンス編集部》

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