日野自動車、タイでエンジンを生産へ

自動車 ビジネス 企業動向

日野自動車は12日、タイの製造子会社である日野モータースマニュファクチャリングタイランドで、『HINO500』シリーズ用のJ系エンジンの生産を開始した。

日野タイでは、チョンブリ県バンパコンにある第3工場に約5億円を投資して、エンジン組み立てラインを新設した。エンジン組立て開始に伴う新規雇用数は約60人。2010年度は約3500基を生産する。

現地生産するエンジンは、タイ国内市場向けとタイから輸出する一部車両に搭載する。タイで生産している500シリーズのエンジンは、日本から輸出していた。日本から海外市場に輸出する500シリーズの搭載分とタイ以外での現地組立て用に輸出するモデルは、従来通り日本で生産する。

タイでエンジンを生産することで、トラック車体と同期生産し、生産効率の向上、物流費の低減、納期短縮などを図る。

同社は今後も現地調達率を引き上げて、コスト競争力の強化や為替リスクの低減を通じて収益力の向上を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  3. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  4. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  5. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る