自分でエンジンを組み立てる…シボレー コルベットに特別プログラム

自動車 ビジネス 企業動向
コルベットのエンジン組み立てプログラム
コルベットのエンジン組み立てプログラム 全 5 枚 拡大写真
GMは12日、「シボレー・ニューコルベット・エンジンビルド・エクスペリエンス」の概要を明らかにした。熱狂的なコルベットファンに向けて、自分自身でエンジンを組み立てる特別なプログラムだ。

このプログラムは、コルベット2011年モデルの「Z06」または「ZR1」グレードをオーダーした顧客が対象。GMのミシガン州パフォーマンスビルドセンターにおいて、「LS7」7.0リットルおよび「LS9」6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、ユーザー自身が組み上げる。

もちろん、エンジンの組み立ては熟練エンジニアの指導の下で実施。エンジンが完成すると、エンジニアとオーナーの名前入りプレートが装着される。5年間、10万マイル(約16万km)の保証も、他のシボレー車と同様だ。

さらに、顧客はアリゾナ州またはネバダ州で開催されるドライビングスクールに参加可能。コルベットミュージアムで車両を直接受け取ったり、ケンタッキー州ボーリンググリーン工場で自身のコルベットが完成する工程を見学したりすることもできる。

このプログラムの参加費用は、5800ドル(約52万円)。シボレーのコンシェルジュが、工場などへの交通手段の手配を行ってくれる。

GMのトム・ステファン副会長は、「私自身、1967年式コルベットのエンジンを組み立てた経験がある。このプログラムは、コルベットの顧客にとって、夢のような体験となるだろう」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る