中国新車販売、日系メーカーではトヨタが首位…2010年上半期実績
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トヨタは中国で、一汽トヨタと広汽トヨタの2つの合弁事業を展開。一汽トヨタは『カローラ』などの主力車種がリコール問題の影響で販売を落としたが、広汽トヨタは『ハイランダー』の人気で実績を伸ばし、トータルで上半期としては過去最高の36万2300台をマークした。
2位は日産の中国合弁、東風日産乗用車で33万0700台。前年同期比は47%増と大幅な伸びを記録した。『シルフィ』や『ティアナ』など、主力セダンの売れ行きが大幅増に貢献した。
以下、3位はホンダで前年同期比22%増の30万9600台、4位はスズキで32.7%増の15万5100台、5位はマツダで35.8%増の10万6600台、6位は三菱で58.5%増の8万5100台。三菱は『ランサー』の好調により、58.5%という大幅な伸びを達成している。
中国汽車工業協会によると、中国の今年上半期新車販売は、前年同期比47.7%増の901万6100台。通年では1700万台超えが見込まれており、世界最大市場の座は揺るぎない。
《森脇稔》