三菱航空機は、開発中の次世代リージョナルジェット機『MRJ』に関し、訓練プログラムの開発およびその実施について、CAE社(本社:カナダ)と契約を結んだ。
CAEは三菱航空機のパートナーとして、MRJの運行に必要な訓練に関し、プログラムの開発、当局承認取得実施を担当する。訓練は操縦士、キャビンアテンダント、整備士、運行管理者などが対象で、訓練プログラムの開発に加え、FFS(フル・フライト・シミュレーター)をはじめとする機材も開発する。カバーする領域は全世界で、まず日本に訓練センターを開設する。
三菱航空機とCAEは機体のTC取得と同時に顧客トレーニングを開始し、機体納入後の円滑な運行開始を目標とする。