コベルコクレーン、インドに初の海外生産拠点

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クローラクレーン(250tクラス)
クローラクレーン(250tクラス) 全 2 枚 拡大写真

神戸製鋼所は、グループ会社のコベルコクレーンがインフラ整備が進み、クレーン需要の増加が見込まれるインドに進出すると発表した。

インドの新工場は、同社にとって初の海外生産拠点で、日米欧の移動式クレーンメーカーとして初めてインドに独資でクローラクレーンの専用工場を新設する。

新会社「コベルコクレーン・インディア」をデリー近郊に設立する。資本金は6億ルピー(約12億円)でコベルコクレーンが99%出資する。2011年10月から操業する。インド南東部チェンナイ市内から北へ75キロに位置するスリシティ工業団地に工場を新設する。

同工業団地では、同じ神戸製鋼グループのコベルコ建機が2011年1月の操業開始に向けて油圧ショベルの生産工場建設中で、隣接地に建設する新工場との間で、物流面や情報の共有化により、グループでの経営の効率化を図る。

コベルコクレーンは、クレーンの主力機種であるクローラクレーンの分野では、国内で約50%のシェアを持つトップメーカーで、世界でもトップクラスの約17%のシェアを持つ。新興市場のインドではインフラ整備が進み、クローラクレーン市場は2009年の総需要200台程度から、5年後には700台規模に急成長することが予想されている。インド市場で100tクラスのクローラクレーンを現地生産してシェア確保を狙う。

《レスポンス編集部》

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