双日、コスモ石油からカタール石油開発の保有株式を取得

自動車 ビジネス 企業動向
周辺図
周辺図 全 1 枚 拡大写真

双日とコスモ石油は、双日がコスモ石油から、カタール国沖合東南第一鉱区権益を保有する共同出資会社のカタール石油開発のコスモ石油出資分10.8%を買い受け、双日の出資比率を25%に引き上げることで合意した。

カタール国沖合東南第一鉱区権益は、1997年に旧・日商岩井(双日)とコスモ石油がカタール国営石油会社との間で生産分与契約を締結し、カタール石油開発に権益を譲渡した。同鉱区内のアルカルカラ油田とA構造北部油田から2006年から原油生産を開始し、09年末までの生産量は日量約6000バレルに達している。さらに、現在、同鉱区内の第3の油田であるA構造南部油田を開発中で、原油の生産開始後、同鉱区全体の日量生産量は約1万バレルに増産する見込み。

双日は、石油・ガス事業を重点事業の一つと位置付け、権益の拡大を図っており、今回の株式の取得もこの一環。

双日は今後、発展が見込まれるカタールでプレゼンスを強化するとともに、中東以外の米国・ブラジル・豪州・欧州・アフリカなど地域分散を図りながら資源権益の獲得を進める構え。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る