GMの中国現地法人、GMチャイナは19日、上海において「アドバンスドテクニカルセンター」の起工式を行った。
GMチャイナは上海に本社を置いているが、アドバンスドテクニカルセンターは、未来の車両デザインや技術を研究開発する拠点として建設。中国国内だけでなく、グローバル市場に投入する車両の研究開発を行う。
同アドバンスドテクニカルセンターには、62のテストラボと9の研究ラボを備える。GMによると、その中で「チャイナサイエンスラボ」、「ビークルエンジニアリングラボ」、「アドバンスドパワートレインエンジニアリングラボ」、「アドバンスドデザインセンター」の4施設が、核になるという。
すべての施設は、2011年末までに完成予定。300名以上を雇用し、上海のPATACや北京のCAERCと連携しながら研究開発を進めていく。
GMチャイナのケビン・ワーレー社長は、「上海のアドバンスドテクニカルセンターが、GMのグローバル商品開発戦略において、重要な役割を担う」と語っている。