フォード、純利益2275億円…4-6月実績 

自動車 ビジネス 企業動向
フュージョン
フュージョン 全 5 枚 拡大写真

フォードモーターは23日、今年第2四半期(4〜6月)の決算を公表した。

売上高は、前年同期比16.8%増の313億ドル(約2兆7400億円)。純利益は、14.9%増の25億9900万ドル(約2275億円)だった。黒字計上は、2009年の第2四半期(4〜6月)から、5四半期連続だ。

米国での販売好調が、増収増益に大きく貢献。今年上半期の米国新車セールス(ボルボを除く)は、前年同期比28%増の95万4745台と大きく伸びた。ピックアップトラックの『Fシリーズ』が33.8%増の24万0345台、中型セダンの『フュージョン』が30.6%増の11万1175台と牽引役を果たす。

また、中国では今年上半期、『フィエスタ』や『フォーカス』の人気により、過去最高の30万1524台を販売。前年同期比は53%増を達成している。インドでも、3月に発売した新型コンパクトカー、『フィーゴ』効果により3万2755台を売り上げ、前年同期比235%増と記録的な伸び率を示した。

フォードのアラン・ムラリー社長兼CEOは「経営環境が厳しいことには変わりないが、今年第2四半期は当初の予測を上回る決算となった」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る