ダイムラーは16日、今年第2四半期(4~6月)の決算(速報値)を公表した。
それによると、メルセデスベンツやスマートを合わせたグループ全体の売上高は、251億ユーロ(約2兆8300億円)。前年同期比は、28%増を達成している。
また、純利益は21億ユーロ(約2370億円)。前年同期の10億ユーロの赤字から、黒字転換を果たした。
ダイムラーによると、メルセデスベンツの中国や米国での販売好調が、黒字転換に貢献。現地では、『Eクラス』や『Sクラス』が売れているという。実際、メルセデスベンツ乗用車部門だけで、13億7600万ユーロ(約1550億円)の純利益を確保している。