三菱自動車の第1四半期決算…営業赤字が改善 新興市場の販売好調

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三菱自動車が発表した2010年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高が中国をはじめとする新興国市場で販売台数が増加したことなどから前年同期比56%増の4037億円と大幅増収となった。

期中の販売台数は同21%増の25万7000台となった。国内は同22%増の3万8000台となったほか、アジア・その他地域おいて中国、タイ、インドネシア、豪州などが好調で、同37%増の15万2000台だった。北米は横ばい、欧州は同6%減の4万6000台だった。

損益では、営業損益は売上高の増加に、国内子会社損益の改善などもあって前年同期よりも赤字幅が251億円改善し、45億円の赤字にまで回復。経常損益は58億円の赤字、当期赤字は118億円だった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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