無免許の発覚を恐れ、知人を出頭させた暴力団員

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昨年12月、無車検(無保険)車を運転中に事故を起こし、無免許運転を隠蔽する目的で知人に身代わり出頭させたとして、警視庁は26日、群馬県太田市内に在住する29歳の暴力団員の男を犯人隠避と道路交通法違反容疑で再逮捕した。

警視庁・高速隊によると、逮捕された男は2009年12月25日未明、東京都足立区内の首都高速川口線で、車検の切れた乗用車を無免許で運転中に前走車へ追突する事故を起こした疑いがもたれている。

男は事故後、車内に着火した発炎筒を投げ入れ、そのままクルマを放置して近くの非常階段から逃走。警察は当て逃げ事件として捜査を行っていたが、今年1月に群馬県太田市内に在住する33歳の男性が「自分がやった」として出頭。この男性を容疑者として事故の処理を行っていた。

ところが6月30日に無免許運転で逮捕された暴力団員の男が「無免許の発覚を恐れ、事故を起こしたまま逃げた」、「知人に身代わり出頭を頼んだ」と供述。これが12月の事故ということが判明したことから、再逮捕に踏み切った。

男はひき逃げ事件を起こし、2007年1月に免許取消処分を受けていた。

《石田真一》

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