ホンダの近藤広一副社長は7月30日、2011年3月期第1四半期決算の会見で、グローバルでの四輪車生産能力について触れ、「現在450万~460万台だが、100万台ぐらい余っている状況」と述べた。
しかし、工場閉鎖などは考えていなく、何とかそれを使い切っていこうと考えているという。「2006年に2010年計画を発表したとき、台数を450万台に設定し、それを前提に投資は済んでいる。時間はかかるが、達成していきたい」と近藤副社長。
すでに二輪車については、目標の1800万台を達成しつつあり、あとは四輪車というわけだ。近藤副社長は、目標に向けて商品投入や販売施策をこれから行っていく考えを示した。