7月29日午後4時50分ごろ、茨城県下妻市内にある関東鉄道常総線の踏切で、踏切を通行していたワゴン車と、通過中の上り普通列車が衝突する事故が起きた。ワゴン車は転覆して大破。乗っていた3人が死傷している。
茨城県警・下妻署によると、現場は遮断機や警報機の無い踏切。クルマは安全確認を怠ったまま踏切内へ進入したとみられ、直後に進行してきた上り列車(下館発/守谷行き、1両編成)と衝突した。
クルマは路外に押し出され、転覆して大破。同乗していた男性2人が死亡。運転していた桜川市内に在住する59歳の男性も胸部骨折などの重傷を負った。死亡した2人のうち、1人は59歳の男性と判明したが、もう1人の身元はわかっていないという。列車の乗客乗員12人にケガはなかった。
現場は下妻市若柳(N36.12.54.4/E139.58.42.7)付近。警察では運転者の回復を待ち、自動車運転過失致死と過失往来危険容疑で事情を聞く方針だ。