スズキが3日に発表した2010年4〜6月期の連結決算は、経常利益が前年同期比143.5%増の306億円となり、大幅増益となった。
売上高は同13.7%増の6562億円と2ケタの増収となった。北米、欧州の売上げは低調だったものの、日本での四輪車の販売増加、アジアでの二輪車、四輪車の増加でカバーした。
四輪車の売上げ台数は同23.7%増の61万台だった。二輪車は同11.2%増の32万8000台だった。
収益では、売上げの増加、原価低減、諸経費の削減などの効果で営業利益は同365.6%増の319億円だった。当期純利益は同608.8%増の151億円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。