コスモ石油が3日に発表した2010年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比14.3%増の6269億円となった。
石油事業は国内製品市況が回復し、売上げは堅調だったほか、石油開発事業も石油価格が堅調に推移した。
収益ではマージンの改善や合理化施策、経費削減の効果で、営業利益は同43.1%増の149億円、経常利益が同11.2%増の151億円となった。在庫評価を除いた経常利益は前年同期232億円増だった。
当期純利益は同39.9%減の34億円と減益となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。