GPSと図面から施工目標を表示 日立建機のショベルカー

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品

日立建機は、油圧ショベル用マシンガイダンスシステムを発売する。

マシンガイダンスシステムは、キャブ内に取り付けた表示装置に、あらかじめ入力しておいた設計図と実際の建機のショベルの先端位置を並列表示することで、オペレータがこの差を埋めるように操作する。法面(傾斜面)仕上げの効率化などが図れる仕組みで、試験的な導入が始まっている。

システムは、油圧ショベルにGNSS(全地球航法衛星システム)受信機、回転・角度センサ、表示装置を取り付け、これら機材がバケット位置を3次元で計測し、表示装置に3次元施工図面から現在のバケット位置に適した施工目標面を演算、表示する。

同社ではシステム付きの油圧ショベルの本格的導入を前に、計測器メーカー各社が用意するマシンガイダンスシステムをオプション装備として販売する。12~30tクラスの油圧ショベルには、標準的な部品を用意、機器取り付け作業時間の短縮を図った。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る