マツダは、マツダ工業技術短期大学校で実施している実習聴講「オープンカレッジ」に新たに工業系の高等学校教員を聴講生として受け入れる。
高校生にものづくりに興味を持ってもらうため、まず高校教員のものづくり教育を支援する。オープンカレッジでは、学校教員により現場に近い生産技能の指導を体験してもら。第1回の聴講は8月23日から26日にかけて、「旋盤」と「手仕上げ」の2科目の実習にそれぞれ2人を受け入れる予定。
マツダ短大では、昨年から取引先企業を対象としたオープンカレッジを開講した。
マツダ短大は、技術・技能の基本、幅広い知識、豊かな人間性を併せ持つ人材を育成するために、マツダが1988年に設立した厚生労働省認定の2年制企業内短大。修了生は、それぞれ生産部門や試作部門などに配属される。現在、現業系社員の1割に当たる約1100人の修了生が生産現場の中核となっている。