KYBが発表した2010年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が62億5300万円の黒字となった。前年同期は31億円の赤字だった。
売上高は前年同期比50.8%増の747億4400万円と、1.5倍となった。主力の自動車と建設機械の生産台数の増加を受けて四輪車用機器と油圧機器が好調に推移したため。
収益では総原価低減活動の効果などから経常利益は56億3500万円、当期純利益が41億1500万円となった。
想定以上に業績が好調なため、通期業績見通しも上方修正した。売上高は従来予想よりも230億円増の3030億円、経常利益が76億円増の188億円、最終利益が38億円増の110億円となる見通し。