スウェーデンの名門、サーブ。そのサーブがWRC(世界ラリー選手権)への参戦を計画しているという。
これは、英国のメディアが6日に報じたもの。それによると、サーブの新オーナー、スパイカーカーズは、WRC関係者と接触。2012年シーズンからのWRCエントリーに向けて、協議を重ねているとのことだ。
マシンに関しては、現在サーブが開発中と噂される小型車、『9-2』がベース。9-2は、『MINI』のプラットフォームを基本にしていると見られており、エンジンはBMW製の1.6リットル直列4気筒ターボを搭載。MINIが『カントリーマン』(日本名:『クロスオーバー』)で、2011年からのWRC参戦を決めた事実とリンクしている。
サーブといえば、1979年にWRCから撤退。果たして、サーブの33年ぶりのWRC復帰は、現実となるだろうか。