チャイルドシートに子供を座らせるには

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チャイルドシート(以下CRS)を付ける習慣が子供の命を救うということを親たちは認識すべきだ。

小3になり、チャイルドシートを早々と卒業した記者の知り合いの子供はシートベルトを必ず装着する習慣がある。装着前に少しでもクルマを動かそうものならば、「まだ(シートベルトを)付けていない、待って!!」と抗議するほどだ。やはり、乳児の頃からCRSに座らせる習慣を付けさせた結果だろう。

CRSがあるのに子供を抱っこした状態で移動しているクルマやCRSすらないクルマを見ると、なぜという疑問が起きてしまう。「子供がぐずる」とか「子供がかわいそう」という理由でCRSに座らせないとしたら、それは子供への愛情のはき違いで、単なる親の甘えだ。虐待と言ってもいい。なぜならば、事故は自分で防ぐこともできないし、突然おきるものだからだ。

実際、JAFのユーザーテストで、「乳児のダミーを抱いた状態での衝撃テストをしたところ、子供を支えきれずに離してしまった」「シートベルトを付けないでCRSに座らせただけだと子供のダミーはCRSから飛び出した」という結果がある。泣こうが駄々をこねようが、小さい頃からCRSに座らせる習慣を付ければ、子供は大きくなっても自然とクルマに乗るときはシートベルトを付けるものと理解するはずだ。

また、正しくCRSを装着できていない場合があるというが、自分で自信がない場合、JAFがチャイルドシートチェックアップを無料で行っている。こういう機会を利用して、どのように装着するかを正しく把握すべきだろう。

もちろん、お手本になるように、親たちもシートベルトを後部座席でも装着するということを忘れずに。

《編集部》

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