デジタルエージェンシーのビルコムは18日、『iPad』の所有者を対象にした第2回「iPad利用実態」に関する調査の実施結果を発表した。
調査期間は8月9~10日の2日間、iPad所有者412人を対象に実施した。
アンケート結果によると、iPadアプリを通して有料の商品を購入または予約したことがあるか聞いたところ、「ある」と回答したのは44.4%と約半数に及ばない。また「商品を購入または予約したいと思うか」という問いには「非常にそう思う」と答えたのは13.8%、「そう思う」が46.8%で全体の6割が購入の意思があることを示した。
「iPadアプリを通じて、有料の商品を購入または予約した理由」という質問に対しては「操作性がいいから」は54.1%、画面サイズが大きく商品の細部までしっかりと見えるからが41%、画像が美しく、商品がキレイに見えるからが40.4%だった。
「iPadの無料アプリと有料アプリのダウンロード比率」という質問に対しては、「無料アプリの方が多い」と答えたのは46.6%、「無料アプリしかダウンロードしていない」と答えたのは17.0%だった。
「有料アプリをダウンロードする際、どの程度の金額をかけているか」の質問では「~200円」「~300円」「~400円」「~500円」と答えた人の合計は約70%にのぼった。「1000円以上」は全体の6%にとどまる。
「継続的に使っているiPadアプリ・機能」では「ゲームアプリ」が50.7%、「文庫本アプリ」が47.6%、「ニュースアプリ」が36.4%だった。