【日産 エルグランド 試乗】イチオシは3列目シート…まるも亜希子

試乗記 国産車
エルグランド
エルグランド 全 6 枚 拡大写真

女性にとって、このテのLクラスミニバンで気になるのは、走りよりも乗り心地と使い勝手。

【画像全6枚】

まず注目の2列目シートは、背中の肩甲骨あたりから上を独立してリクライニングできる「中折れ機能」がついているのがポイント。普通のリクライニングだと、ヘッドレストとの角度が合わずに首が辛く感じてくる場合があったが、それを解決してくれる。加えてフットレストを上げ、足を伸ばした姿勢はもう、極上の心地よさ。ただし、私が足先をフロアから離して試乗したところ、思いのほか振動や横揺れがあり、技術者の方に申告してみると「足先はフロアにつけてお乗りください」とのことだった。
 
イチオシは3列目シートの乗り心地。座面が膝裏までしっかりあるし、座った瞬間のクッションがいい。頭の周辺がひらけていて、圧迫感がないのも嬉しいところ。そして、3列目にもカップホルダーだけでなく小物トレイがあるのに感心した。
 
使い勝手で気になるのはやはり、3列目シートの格納操作だ。女性の腕では重すぎて無理、というミニバンも多いので注意が必要。エルグランドに全車標準なのは、左右6:4分割可倒で操作はストラップ式。倒すのはレバーを引き前に押すだけで簡単だが、問題は元に戻す時だ。でもストラップを引っ張ると、片手で軽く簡単に復帰できた。これなら、ママが子供を抱いたままでも操作できてオススメだ。
 
なにかと「キング」な部分がフィーチャーされがちなエルグランドだが、こうした細かな心配りもしっかりあるのは、女性として大歓迎だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

まるも亜希子|カーライフジャーナリスト
大学在学中に声優デビュー、卒業後は自動車専門誌で編集者を務める。2003年、カーライフ・ジャーナリストとして独立し、雑誌、ウェブ、ラジオ、CS、イベントへの出演等を軸に活動中。04年、05年には、サハラ砂漠2500kmを走破する女性だけのラリーに挑戦し、日本人チームとして初めて完走。現在、ニッポン放送『DRIVE with ECO&DREAM』レギュラー出演中。

《まるも亜希子》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-3』存続が確定! 12年ぶり刷新へ、2027年登場の次期型デザインを大予想
  2. 40系アルファード・ヴェルファイア用「ジュエルヘッドランプULTRA」、OPアクションやLEDライトバー搭載
  3. スズキ『eスカイ』は“時代に残る一台”をめざす…8月の新型車記事ベスト5
  4. 【BYD シーライオン6 AWD 新型試乗】ターボエンジン搭載、コスパ最高のプラグインハイブリッドSUV…中村孝仁
  5. BMW『2シリーズ グラン クーペ』、新エントリーモデル「オリジナル」設定…498万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る