タンクローリーが故障車に衝突 100m以上押し出し1人焼死

自動車 社会 社会

23日午後11時30分ごろ、大阪府堺市中区内の阪和自動車道下り線で、故障して路肩に停車した乗用車に対し、後続の大型タンクローリーが追突する事故が起きた。乗用車は約110mに渡って押し出されて大破炎上。同乗していた25歳の女性が死亡している。

大阪府警・高速隊によると、乗用車はエンジンに不具合を起こして非常駐車帯で停止。運転していた59歳の女性が三角表示板を置こうと車外に出た直後、後ろから進行してきた大型タンクローリーが突っ込んできた。

乗用車はわずかに路肩側へはみ出していたが、タンクローリーは側壁に乗用車を押し付けながら、約110mに渡って走行。乗用車は大破炎上し、助手席に同乗していた25歳の女性が車外に脱出できずに焼死。運転していた女性にケガはなかった。警察はタンクローリーを運転していた53歳の男を自動車運転過失致死の現行犯で逮捕している。

現場は堺市中区東八田付近で片側2車線の直線区間。調べに対して男は「前をよく見ていなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 『ジムニーノマド』がレトロモダンに変身! アルパインスタイル・キャルズモーターから人気カスタムキット8月登場
  2. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  3. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  4. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  5. 3人乗り電動バイク「e-NEO」、北海道初上陸...100V電源でも充電可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る