双日は、中国の政府系投資会社である唐山曹妃甸基礎インフラ建設と、中国河北省唐山市曹妃甸工業区で電気自動車や新エネルギー・省エネ関連などの環境・インフラ整備を包括的に推進することで合意した。
中国河北省唐山市曹妃甸工業区は、北京から東に約220kmに位置する。中国で国家級循環経済モデル都市に認定されており、総額5兆元(約65兆円)を投じてゼロエミッションを掲げたエコシティを構築する新興工業地区として注目されている。
唐山曹妃甸基礎インフラ建設は、唐山市曹妃甸工業区のインフラ投資を管理する政府系投資会社で、エコシティ計画での中心的な位置を占めている。既に600億元(約7800億円)を超える投資を実施している。
双日は、同工業区で唐山曹妃甸基礎インフラ建設とともに、スマートグリッドや電気自動車、交通システム関連、新エネルギー、省エネ関連、新素材、新技術、設備製造事業を推進することで合意、これらに関する日本の先端技術を使ってエコシティを構築していく。
双日と唐山曹妃甸基礎インフラ建設は今後、それぞれの案件について共同で推進チームを発足、事業化に向けた取り組みを進める。