日本精工、自動車部品用プレス機などを高速化できる大型ボールねじを開発

自動車 ビジネス 企業動向

日本精工は30日、中・大型射出成型機やプレス機を高速化できる高速・高負荷用大型ボールねじ「HTF-SREシリーズ」を開発したと発表した。2011年1月から販売する。

自動車のインパネまわりの内装部品や、収納ケースなどの大型樹脂品を生産する中・大型射出成形機は、高速・高加減速ニーズが高まっている。射出成形機で使用される軸径140mm以上の大型ボールねじも、回転速度の向上が求められている。

今回開発した大型ボールねじは、新開発のデフレクター接線方向すくい上げ方式を採用することで、循環部品の強度をアップした。これによって1インチサイズの大径ボールを使用する軸径140mm以上の大型ボールねじでも、従来品よりも限界回転速度を約2倍に向上できる。

新製品は2013年に5億円の売上を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  2. 【シトロエン ベルランゴ 新型試乗】室内も走りも、シトロエンらしい“心地いい系”…島崎七生人
  3. 「次に必要なものを、いま創る」3Mが描く、素材から変えるモビリティの未来PR
  4. 「さすが私が欲しいバイク」ヤマハの原付二種スポーツ『XSR125』が「バイクオブザイヤー2025」に、SNSではファン興奮
  5. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る