【ベストペインターコンテスト】「行くからにはトップを目指す」日本代表 永塚伸洋さん

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ベストペインターコンテスト日本代表 永塚伸洋さんの壮行会
ベストペインターコンテスト日本代表 永塚伸洋さんの壮行会 全 21 枚 拡大写真

フランス・パリ郊外のクレルモンにて開催される自動車ボディ塗装技術者のコンテストに、日本代表として参加するホンダボディサービス栃木の永塚伸洋さんを激励する壮行会が、1日に宇都宮市内のホテルで行なわれた。

世界一の自動車塗装工、すなわち“ベストペインター”を決めるコンテスト「R-Mベストペインターコンテスト 国際チャンピオンシップ」は、9月7日より4日間開催される。来週フランスに旅立つ永塚さんを送るため、BASFコーティングスジャパンの主催により行なわれた壮行会には、大会参加をサポートする関係者のほか、永塚さんのご家族や職場の同僚たちが出席し、激励のメッセージを贈った。

壮行会では、BASFコーティングスジャパンのマーケティング担当、坂本憲さんがベストペインターコンテスト本大会の内容について説明。「コンテストでは、塗装技術の優劣だけでなく、使用する塗料の量をいかに少なくするか、効率性のテクニックも問われています。永塚さんは日本だけでなくアジア太平洋地域の代表として、全力を尽くしていただきたい」とエール。

永塚さんは「会社の皆さんには時間がない時でも練習をさせていただきました。フランスに行って結果がどうなるかは分かりませんが、行くからにはトップを目指してがんばりたい」と、感謝の気持ちと大会参加に対する抱負を語った。

永塚さんの大会参加のためトレーニングなどでサポートしているBASFコーティングスジャパンの上久保和弘さんは「永塚さんとはこれまで一緒に3〜4か月トレーニングを積んできました。現地に行って私たちにできることは、普段の力を出せるよう声かけすることぐらいですが、現地の雰囲気とルールを知っていれば海外のペインターに負けることはなく十分戦えると思っています。帰ってきたら良い報告をしたい」とコメント。

職場の上司ホンダボディサービス栃木専務取締役の長嶋敏さんは「水性塗料を導入することで、これほど短期間に日本の代表を送り出せるまでになるとは。何よりも若い人たちが積極的に取り組んでくれたことが大きい。永塚君がわずか半年足らずで(日本代表として)優勝するとは思わなかった」と世界大会へ参加することへの驚きを語り、「フランスに行っても、普段やっている仕事をやってくれれば良い結果が出せるのではないかと思います。プレッシャーを感じることなくぜひがんばっていただきたい」と応援をメッセージを語った。

永塚さんを入社時から知る同じ職場の福田哲也さんは「彼が新人の時から教えていましたが、彼には“誰にも負けない”という自信があり、頭の回転が速い。言ったことを理解してそれ以上のことをやってくれて、日々上達していってくれた」と、負けん気の強さが今回の大会参加につながったと、永塚さんの人柄を紹介。大会参加に関しては「会社の代表、日本の代表、アジアの代表として臨んでもらえればと思います」とエールを送った。

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