二次電池技術開発へ連携 NEDOとドイツ教育研究省

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独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2日、ドイツ教育・研究省と、エネルギー貯蔵技術分野での協力関係を構築することで合意し、6日ベルリンで情報交換に関する覚書(MOU)を締結すると発表した。

とくに我が国が強みを持つ蓄電技術分野で、国際標準化の取り組みや非競争領域である次世代蓄電池技術開発での戦略的な連携を加速させることで、この分野のリーディングカントリーとしての基盤を確固たるものにすることを目指す。

我が国が二次電池技術開発、二次電池関連の国際標準化を進めるうえで有効な連携が可能となり、将来的には研究者交流や共同研究も視野に入れたグローバルネットワークの構築を目指す。

電気自動車・プラグインハイブリッド車等の次世代自動車、再生可能エネルギーの大量導入とそれに伴う効率的なエネルギーマネジメントシステムの実現に向け、そのカギを握る蓄電池技術の開発競争が世界的に激化している。

このようななかで、今後とも我が国の蓄電池産業の優位性を確保していくためには、世界各国と連携して標準化や技術開発を推進することが重要で、2008年6月には日EUエネルギー技術協力の合意、2009年11月には日米クリーン・エネルギー技術協力の合意など、国レベルでの連携の枠組みが構築されつつある。

《レスポンス編集部》

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