IRジャパン、車載用ゲート駆動IC5品種をサンプル出荷

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インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(IRジャパン)は、耐圧600Vの車載用ゲート駆動ICの新製品5品種のサンプル出荷を開始した。

今回開発した駆動ICは、ピエゾ・コモン・レール噴射、スタータ・オルタネータ、電動パワー・ステアリング(EPS)、ファン、コンプレッサなど向け。高速でオン/オフするため、出力駆動電柱の吐き出し・吸い込む電流が大きいのことが特徴。大電流で駆動できるため、大電力用途に使うスイッチを効率的に駆動できる。

5品種とも、同社独自の高耐圧IC技術で製造しており、信頼性の高いモノリシックICを提供し、耐性の高いラッチを備えたCMOS技術を採用している。

駆動回路の出力には、チャネル間の干渉を最小化するため、大電流の出力バッファ段を備える。ハイサイド駆動回路は、駆動回路の基準電位がシリコン基板の電位に対して浮いた状態になっており、接地電位に対して最大600Vのオフセット電圧を加えられる。大電流のスイッチング時や短絡状態でも信頼性の高い動作をする。

5品種とも車載部品の品質規格であるAEC-Q100と、鉛フリーで欧州の規制RoHSに準拠している。

価格は、10万個購入時の単価が0.5~0.9米ドルとなる予定。

《レスポンス編集部》

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