フェラーリは2日、『458イタリア』をリコール(回収・無償修理)する方針を表明した。
これは7〜8月の2か月間に、フランス、スイス、米国、中国で、納車されたばかりの458イタリアに、4件の車両火災が立て続けに起きたことを受けてのもの。
フェラーリによると、燃料系部品やリアフェンダー内の断熱材などに不具合があり、炎天下で長時間走行した場合、過熱により火災に発展する危険があるという。
リコールの対象となるのは、7月30日までに生産された1248台。フェラーリは世界各国の正規販売店を通じて、顧客に迅速な案内を行うとしている。