三菱重工、シンガポールに機械・鉄構事業会社を新設

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三菱重工業は、市場拡大が見込める東南アジア・中東地区の環境・化学プラントの受注拡大を目的に、シンガポールに機械・鉄構事業関連の営業・サービス拠点を新設すると発表した。

シンガポールに新会社「MHIインダストリアル・エンジニアリング&サービスズ」(MIES)を設立する。新会社は、化学プラント案件を中心に、ガス・石油生産設備、排煙脱硫装置、CO2回収装置など各種エンジニアリング事業を展開する。資本金は1億5000万円で、現地子会社のシンガポール三菱重工業が出資する。11月から営業開始する予定で、スタート時の人員体制は11人で、4年後には50人規模に増員する。

東南アジアや中東地区にある新興国の経済成長に伴って環境・科学プラント市場の拡大が見込まれているものの、国際的な受注獲得競争も激化している。商談の発掘からプラントの建設・完成まで、市場に密着した顧客対応力・機動力を維持・強化していくため、新会社を設立する。

《レスポンス編集部》

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